<A>
少女は言う、「なんだかつまらないな」
口に含んだガムも無意味になって
世界は無愛想な顔をして
膨らむ不安を見事に割っていたんだ



<B>
視界は煙り 心は憂いを吐いた
宙へと浮かぶ 心と心の隙間
誰にも掴むことのできない
先の見えない未来へ 耳を塞いで走るの



<サビ>
少女は重力を忘れ この世界から飛び出した
上下左右どっち向いて歩けばいいのさ?
少女はお空へと問うた 「私、これからどうすれば?」
世界は何にも答えなんてくれはしなかった





<A>
少女は言う、「大人は嘘つきだ」って
甘噛みしたキャンディは砕け散った
模索した感情リツイートして
検索エンジンに少女の名前はない



<B>
現実だけを すべて四捨五入して
妄想だけが 浮かび上がってきたんだ
誰にも感傷されないような
遠い明日のシグナル 今、高らかに照らす



<サビ>
少女は重力を捨てて この世界から逃げ出した
狂ったようにいつも目眩して叫んでたよ
少女は未来を見たくて なんとか足掻こうとしてる
誰かが作ったレールなんて乗りたくないんだ





<C>
少女は何かを知って
少女は何かを失った
世界は何かを与え
世界は何かを奪っていった
少女はどこまで堕ちていく?



<サビ>
少女は生きること知った 退屈でつまらない
人生論なんか気にはしないのだけれど
こんな世界が好きで たまらない人もいるんだな
少し世界を受け入れてみようと思えた



<サビ>
少女は重力を知って この世界に回帰した
生きた存在証明をこの足で刻む
少女は世界に言った 「こんな人生も悪くない」
世界は輪廻のように少女を淘汰していく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【GUMI】無重力少女【作曲者募集】

現実に飽き、重力を捨てた少女の話。

閲覧数:174

投稿日:2012/09/03 08:26:49

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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