「ところでさ」
君が色を変えて　口を開く
少し空気が重く感じた
現実に戻された　そんな気持ち

これからどうなっていくんだろう
そんなの誰にもわからないのに

オレは目を背けるように
風に乗せて　宙に投げた

人は何のために生きていくのだろう

ただ楽しくて　ただ面白くて
それだけあればいいと思ってた
今があれば充分　それだけだ
オレの何かが　喉に詰まる

将来の夢　世間たるモノ
そんなのどうだっていいんだ
自分には関係ないのだから

酒と遊びに　人は浸る
どこか寂しい顔を浮かべながら

並べた言葉はすべてじゃないのは
わかってる　人の過去は人それぞれ

それでもなんだろう
この気持ち　この歯痒さ
自分は何のために　生きてるんだろう

ただ幸せで　ただ嬉しくて
そんな単純な事が手に入らない
どうすればいいのかわからない
オレはこのままでいいのか

楽しいのも嬉しいのも幸せなのも
この人がいるからなんだ

だからオレは人(その)ために生きてゆく
自をもって　人のために生きろ