痣に滲む穢れ
剥がせない傷跡
歪んだ身体
廃れた心に廃れただけ
人間の特権を
無力な生き物だ
無駄な知恵に誇る人形が
只々この空をこの星を壊しただけ
元々の美しさは穢れた人形に敗退を

遠くに虫さん
遠くに消された
「儚い命だ」と儚い命が言った
遠くに森が
遠くに燃える
「便利な命だ」と不便な命が

奢った馬鹿の末路に
誰が止めてくれるのだろうか
塗り絵が血で塗りたくられた
それでいいんだ
僕が選んだから
誰も独りじゃ生きていけない
なんて
独りを好んだだけ
独りは寂しいのにさ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

眼に映る憧憬
守れない味方
歪んだ視界
溢れた声に埋もれただけ
人間の特権を
憐れな生き物だ
無駄な自信に誇る人形が
只々この夢をこの愛を忘れただけ
元々の穢さは弱った彼らに××××を

遠くに太陽
遠くに変わらず
「醜い陽だ」と醜い命が言った
遠くに人が
遠くに鳴いた
「違う人種だ」と鮮やかな色よ

奢った馬鹿の末路を
誰か見ていてくれるのだろうか
柄合わせがどれもおんなじだ
それじゃ駄目なんだ
僕が許さないから
皆誰もが平等なんだ
なんて
平等を願っただけ
同じは嫌な癖に

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夜が無ければ朝なんて無い
闇がなければ光なんてない
恐さが無ければ嬉しいなんて無い
僕が居なければなにが変わるのだろう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

誓った夢の最後のに
誰が居てくれるのだろうか
夜空が星で埋まってった
それでいいんだ
君が選んだんだ
誰も独りじゃ生きていけない
なんて
そんなの分かってる
独りは寂しいからさ