右に 左に
押し込められた 狭い空
暗く 明るい
現代(いま)の街

流れ 流れる
高くそびえる ビルの合間を
寄せて 返すよ
人の波


そばにいるのに
すれ違っても
顔すら見ない
そんな関係


誰もが誰もに無関心
何があっても知らんぷり

ねぇ 誰か

伸ばしたその手は
ひとりぼっちで宙を舞う



右と 左に
隣り合わせの 人たちも
見ても 見なくて
流れ行く

歩き 走って
ただ忙しく 日々を過ごして
深くて 浅い
息を吐(つ)く


そばにいるのに
すれ違っても
声すらかけない
そんな関係


誰もが誰もに無関心
何があっても知らんぷり

ねぇ 助けて

伸ばしたその手も
ひとりぼっちで地に落ちる



そばにいるから
すれ違ったら
微笑み返そう
たったそれだけ


誰かがあなたに気がついて
回りの波も止まったら

ねぇ 誰か

伸ばしたその手は
きっと誰かに救われる


誰かが気づいて声かける
たったそれだけすることで

ねぇ 助けて

伸ばしたその手も
空に登って花咲かす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

伸ばしたその手

都会を歩く人たちは、波みたいだな。
と思ったことで作ってみた詞です。

閲覧数:121

投稿日:2010/10/03 12:43:35

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました