強くなったら
君に甘えられない
僕の心が
それを強く拒むよ

種からそっと
育てた向日葵は
いつしか枯れて
勇気をくれなくなってしまった

「弱い心と強い心は
誰にでも必ずあるんだ
君の弱い心がさ
ちょっとだけ大きいだけだよ」
本当かな

音楽聴いてまた君と喋ってさ
近づいて離れて繰り返す
僕が笑う君がもっと笑う
その力強さに甘えていたいよ

君が奏でた
ピアノの音が響く
後悔してる
練習しなかったこと

強くなったら
君に甘えられない
だけどそう簡単には
変われない筈だよね

電話が鳴って沈んでく声
夕日が藍に染まってくけど
瞼が赤いきっとそうだろう
会いに行こうかな

どうして泣いてるの強い君がさ
泣くのにはなにか訳があるんだろ
僕はほら、変わってあげられないよ
だけど君も僕と同じ弱虫だね

君の心と僕の心はさ
きっとどこか違っているんだ
僕の甘えたがりな心が叫ぶんだ
「傍に居てねずっと傍に居て」
今日もほら
音楽を聴いてまた君と喋ってさ
近づいて離れて繰り返す
僕が笑う君がもっと笑う
一緒に二人で泣く幸せだと泣く