夜の帳(とばり)とともに
孤独に抱かれながら
温もりを求めてる
咳をしてもひとりさ
最果ての空 虚ろな瞳で見上げた
忍び寄る人生の黄昏
言葉にならないような想いを叫んで
静寂切り裂いて闇に響くよ
頬伝う涙は誰の心潤す
本当の私を見て この声聞こえたら
己を顧みても
あるのは後悔だけ
冷たい風が吹いて
揺らめくは曼珠沙華
彷徨うようにあてもなく歩き続けた
この世を生きるのは何ゆえ?
時は流れ 友もやがて
すれ違うように離れていく
そうして他の誰かと出会い
いつか来るさよならだけが目の前で待っていた
月明かりだけが悲しみにそっと寄り添い
過去の傷にそっと優しく照らす
手のひらからこぼれ落ちた一握の砂
忘れてしまったはずの夢のかけらよ
言葉にならないような想いを叫んで
静寂切り裂いて闇に響くよ
頬伝う涙は誰の心潤す
本当の私を見て この声聞こえたら
Howling~一握の砂~
LIMさんの楽曲(http://piapro.jp/t/pj6Z)に投稿しました。
自分なりに「Howling」が書けました。
この歌詞を書くにあたって、以下の作品を引用しました。
「咳をしてもひとり」~尾崎放哉「せきをしてもひとり」~
「一握の砂」~石川啄木『一握の砂』~
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