僕は今、空っぽの本棚の前。
なにもない空虚な部屋のなか。
あなたのことなんか、もう覚えてなくて。
書けもしない手紙をなんども書いて。
外には白い雪のかたまりが
心には透明な心臓が。
風になびく僕らの想い、そして僕らは旅をする。

エンジンのない車に乗って、あなたに会いに行くよ。
僕の記憶にないあなたへ
しらなくったって別にいい
僕はただあなたにあいたいだけなの。

僕は今、少しずつ増える雲の上。
大気のある新鮮な空のなか。
記憶の隅の欠片、かき集め
なんとかパーツを組み合わせ。
上には赤い太陽が。
下には青い海の色。
急下降する僕らの想い、少しずつ蘇る僕の記憶

羽のない飛行機にのって、あなたに会いに行くよ。
僕の記憶の片隅で眠っていた人に
ほら、思い出してごらんよ
僕はただあなたを見たいだけなんだ。

ぼくが好きだったあなたに会いに
ぼくは自分を犠牲にするよ
なんだっていい。それが僕の記憶を満たすなら。

とまることのないこの想い
からっぽの閑静な部屋のなかで描いた
風になびいた小さな思い出。

線路のない列車にのって、あなたに会いに行くよ。
僕とはなれたあなたのもとに
ほら、覚えてる?
恋人だったあのころを

電波にのって、あなたに会いに行くよ。
いつも一緒だったあなたのところへ
ほら、もうすぐだよ
ほら、もうす・・ぐ・・だ・・・よ。

僕は今、高い高い空の上
この消えることのない僕の想い
風にのせて、あなたに届け。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

無題【歌詞】

歌詞です、後に曲を作ります。

閲覧数:129

投稿日:2011/02/20 15:43:59

文字数:621文字

カテゴリ:歌詞

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