鬼娘京噺(おにのむすめのきょうばなし)
仮歌詞 hiru(てんてーP)
歌 MEIKO

日落ち暮れゆく夜の京都に
人に紛れて佇む娘は

鬼の血を引き見目麗しく
男性(ヒト)を色気で誘う

「あらあら、そこの貴方様♪」
「そうそう、貴方よ♪」
「こちらに、来とぉくれやす…Sa A sA a♪」

喰らう喉元に通う血の鼓動
嘘の愛誓い「ほな、おおきに」と
今宵また1人行方眩ませて骸積み上げ歌う


夜街眺めて 血酒口づけ
妖娘は 独り口ずさむ

「百余の年経つ世でさえ」
「欲かく事なき人かな」

集う人の欲招く路地裏へ
偽の愛騙り「ほな、さいなら」と
今宵また1人喰らい消えていく妖舞子歌う


人の血に飢え人喰らう度人の心は溶けてゆく
子どものころに食べた茶菓子の甘さでさえも分からない
廻り続ける夜の京都で人の記憶は消えてゆく
昔愛したはずのあなたがどんな顔かも忘れたわ

「百余の年経つ夜でさえ」
「欲かく事なき人かな」
「暮れ往く今宵の街中」
「誰とぞ戯れ喰らおう」

喉を潤わせる至福血の地酒
騙す愛言葉「ほんますきやで」と
今宵また1人貪り尽くして骸引き連れて歌うの
集う人の欲ここは裏祇園
空音愛謡い「ほんなおあいそ」と
今宵また1人お代払わされ妖娘嗤う

夜の花街に潜む鬼娘
虚ろ愛誘う「うちにきまへん」と
今宵また1人行方眩ませるお噺はおしまいさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【MEIKO】 京娘鬼噺 【オリジナル】

楽曲の歌詞です。
MEIKO生誕祭2018

閲覧数:203

投稿日:2018/11/11 22:54:18

文字数:584文字

カテゴリ:歌詞

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