イントロ
その真白、薄紅へと
色づいていく

A
今年も巡る桜の便り
蝶は優しくその報せに舞う

B
風の欠片が
通り過ぎたね
ふりむいた先に
あなたの影をみたよ

S
褪せることも知らず
記憶に咲きつづける
花の雲流れて
ほほえんだ夢なごり

A
どこか幼くあどけない春
雪の香りを纏うそのまぶた

B
同じ季節の
いつかの時間
また触れられない
そしてゆっくり
透きとおる花びら

C
いつもいつもいつでも
そこに佇んでいるね
忘れられないあなたを
愛しさと呼ばせてほしい

S
褪せることも知らず
記憶に咲きつづける
思い出のあなたは
穏やかなまま　まだ

褪せることも知らず
記憶に咲きつづけてる
花の雲流れて
ほほえんだ夢なごり
想わせて　想わせて　まだ…


アウトロ
さくらいろ
あなたのいろ
この胸にまだ…

——ひらがな——
イントロ
そのましろうすべにえと
いろづいていく

A
ことしもめぐるさくらのたより
ちょおわやさしくそのしらせにまう

B
かぜのかけらが
とおりすぎたね
ふりむいたさきに
あなたのかげをみたよ

S
あせることもしらず
きおくにさきつづける
はなのくもながれて
ほほえんだゆめなごり

A
どこかおさなくあどけないはる
ゆきのかおりをまとうそのまぶた

B
おなじきせつの
いつかのじかん
またふれられない
そしてゆっくり
すきと(お)るはなびら

C
いつもいつもいつでも
そこにたたずんでいるね
わすれられないあなたを
いとしさとよばせてほし(い)

S
あせることもしらず
きおくにさきつづける
おもいでのあなたわ
おだやかなまままだ

あせることもしらず
きおくにさきつづけてる
はなのくもながれて
ほほえんだゆめなごり
おもわせておもわせてまだ


アウトロ
さくらいろ
あなたのいろ
このむねにまだ