「空が 落ちてるみたい」
傘をたたんで 歩いた細道
水たまりのぞいて
笑った君が 今は遠く

青は遥かに そう どこまでも続くけど
目の前に落ちた ニセモノの空じゃもう
君に届かない

水鏡(みずかがみ)が映す あの日の思い出 風に揺られて消えてく
黒いレインブーツ 切り揃えた前髪も 覚えてるのに
もう一度 ただ会いたい 君に


傘が ぶつかる日には
少し下がって ゆずってくれたね
並んで行ける道
二人探せば よかったのに

君の上は 今 どんな色が広がる
途切れて落ちてる ニセモノの空じゃまだ
どこへも行けない

水鏡が映す あの日の笑顔が 風に歪んで消えてく
一歩後ろ歩く 君はどんな顔してた? 気付けなかった
今更で でも会いたい 君に


ひとつ雫落ちて 言い訳のように 傘を広げて隠した
アスファルトの匂い ぬるく頬を撫でていく 今をさらって

水鏡が映す 二人の思い出 風に揺られて消えても
雨上がりの道に 空を見つける時には 思い出すだろう
いつまでも 心の中 君を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【♪】ニセモノの空

雨上がりの道に、空が落ちていた日のうた。

曲をつけていただきました。

曲:zeolite様
https://piapro.jp/t/nL7b

閲覧数:468

投稿日:2022/05/13 20:29:30

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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