サヨナラしなくちゃ
これできっと最後だ
屋上から見下ろす
灰色がかった街並み

なんで悲しいんだろう？
世界が僕に何にも
してくれないから？
時間を取り戻せないから？

生きること自体が戦いだとしたら
それぞれの人生に勝ち負けがあって
成功者に問いたい不安は感じるかい？
本当に自分を信じきれたのかい？

僕らが選んだ戦争だ歩みを止めてはいけない気がした
裏切られるのが怖いなら先に裏切っちゃえばいいんだ
手を差し伸べてくれる人を素直に僕が信じられたなら
瞳に映るこの世界も綺麗に見えるのだろうか？

君のいう通りだ
二人で描いた
夢にしがみつく
僕はあんまりにも哀れだ

なんで寂しいんだろう？
棺桶に入れば
誰でも最期は
一人きりになるというのに

僕らはキスしたんだ陸橋の上で
君の唇は妙に乾いてた
世界で一番幸せだったのに
そんな記憶でさえも徐々に薄れてく

一人で生きる強さを持つより
一人が嫌だと言える強さを持てたのなら

新しい自分のプロローグ居るわけないのに君の声がした
君との幸せな記憶を抱いて眠ろうと思うよ
世界に’サヨナラ’告げるとき今までで一番生きてる気がした
僕はこれ以上もう自分を嫌いにならずに済んだんだ

僕は　実は
幸福さ　もう
苦しまなく　ていいんだ