涙を流す夜
悲しくなんかない 言い聞かせる
空にのばした手
握る 翻す 開く
何もつかめなくて
あの星は孤独なのだろうか
指先で星座を紡ぐ
輝けども辛いのだろうか
気が遠くなるほど離れて
それでも求めるのかな きらきら
輝き続ける
涙が星に還るなら
わたしは独りじゃないのかな
空を翔る星が一つ
誰かのもとへ寄り添うために
落ちてく 優しく
今はまだひとり 静寂に包まれて
願うだけ ただ朝が来ることを
一人震える夜
寂しくなんかない ただ呟く
部屋に巡る音
響く 繰り返す 紡ぐ
全て闇に溶けた
この音はひとつなのだろうか
手を取り連なる旋律(メロディ)
心に咲く花なのだろうか
語りかけるように微笑む
そうして寄り添うのかな わたしに
消えない思い出
音が涙を誘うから
気持ちが浄化されるのかな
心の棘は痛むけど
いつか枯れ落ちる日が来るかな
ゆっくり 朽ちてく
何億何万光年 星が旅する
果てなき終わり無き旅
巡り 巡り 巡って星は
そっと大気に溶け
今わたしのもとで奏でる
涙が星に還るなら
わたしは独りじゃないのかな
空を翔る星が一つ
誰かのもとへ寄り添うために
落ちてく 優しく
音が涙を誘うから
気持ちが浄化されるのかな
心の棘は痛むけど
いつか枯れ落ちる日が来るかな
ゆっくり 朽ちてく
静かに目を閉じ 温もりを感じて
願ったら ほら朝がやってきたよ
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