狂い始めた歯車の音
舞い上がる白い花びらを見つめて
首筋に残る傷は
塞がらずまた鈍く痛んで

鏡張りの迷宮の中
右も左も判らないままで
響き渡る足音は今
その後ろにまた近づいて

色褪せた花びらにまみれ
白く染まりゆく視界
ひび割れた鏡の向こうの
妖しく笑う君は誰なの?

息を殺してさまよう
その耳にそっと甘いささやき
逃げられないと注ぎ込まれた
毒の香りは理性を削り

消えかけた意識の向こうへ
伸ばされた君の指先
目を閉じて耳を塞いで
お願い早くここから消えて


しがみついてた左手を
右手にふりほどかれ
出口のない迷路の中
僕は自由になって縛られて

色褪せた花びらにまみれ
すべてを白く染めて
ひび割れた鏡の向こうの
僕はさまよう君を見つめる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

White Petal

White Petalの歌詞です。

閲覧数:152

投稿日:2011/03/23 16:30:28

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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