<A>
傷つくばかりの世界で
自分だけは違うと思ってた
「傷つくことなんて怖くない」と
そう強がればいいと思ってた

<B>
虚勢を見せては怖がって
余裕をかましてふらついて
誰にも悟られぬよう
痛みを感じるその前に逃げ出した

<サビ>
逃げ出したくて　逃げたんじゃない
そんな言い訳　通用しないけどさ
強がってては　傷ついていく
無限ループに　終わりなどなくて
意地張って傷つくくらいならそれでよかった

<A>
白黒つけてた世界で
自分色に染まる皆を背に
「自分は何色にも染まらない」と
もう置いてけぼりは厭なのに

<B>
アイデンティティーを振りかざし
そんな自分を呪ってた
自分が好きになれない
明日がやって来るその前に泣き出した

<サビ>
好きでいたくて　好きになれない
傷つけば誰か　救ってくれるとかさ
でもそんなのは　ありえないんだ
よく考えれば　当たり前のことだった
綺麗な言葉で着飾るのはもうやめにしよう

<C>
葛藤ばかりが募ってんだ
言葉にするのためらってんだ
でもどんなに意地張ったって
結局誰も見てくれないんだ

<サビ>
逃げ出すんじゃない　歩み出すんだ
そんな戯言　言葉じゃ弱いけどさ
強がりなんてさ　もうしないから
迷い込んでた　明日の行き先を
自分を好きになれればもうそれでよかった