指先の空  未熟さに戸惑って赤らんだ
その横顔に  破れた未練なんて見えなくて

時計の針を  止めたまま歩けたら良かったね
ほんの少しの  想いの未来を覗きあったり

心音の裏側の空気は 平穏を満たせやしなかった

ふたりじゃたどり着けない  明日の夕暮れ模様に
僕らは別々の場所で  きっと同じ言葉を書き込むんだろう



影のシルエット  手を伸ばせば繋がる距離のまま
傷をつけない 傷つけられない そんな 恋だった

「大人」に憧れて背伸びして いつも躓いてばかりだったね

ひとりで見上げる空は  明日の余韻も無くて
思い出よりも素敵な  ずっと残り続ける痛みを渡し合って



足跡を追うようじゃなくて  降り揺れる雪の
あどけない軌跡たちの中を  くぐったら  くぐれたら



ふたりじゃたどり着けない  明日の夕暮れ模様に
僕らは別々の場所で  きっと同じ言葉を書き込むんだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

指先の空へ

自身の作詞作品は結構バラバラなわけなんだが
この座標ではまだコントロールしきれていない気がする
(まだ感性が戻ってない が正しいと思われる)

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投稿日:2019/01/23 22:52:49

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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