無くしてしまった
私と言う名の私を
拾い集める事など出来ない

探し続けていた
あなたと言う名の私を
思い返す事すら出来なくて

彷徨う影
満ちる漆黒の中に
はぐれた心が身を潜めてく

気付いた時には
遅すぎると
後悔だけを残したまま
どうして私
重すぎると
投げ捨てたのか



見つけたとしても
私と言う名のあなたに
慰める資格は持てなくて

漂う虚無
途絶う消息を前に
溢(あふ)れた涙が頬伝っていく

求めた時には
遅すぎると
後悔だけを残したまま
どうして私
重すぎると
投げ捨てたのか


悼(いた)む慟哭
彷徨う胸の奥で
僅(わず)かな刹那が身を染めていく

崩れる体を
助けようと
後悔だけを残したまま
沈む私
慰めるため
抱き寄せていた

傷んだ絆を
一度棄てた
後悔さえ許してくれた
あなたを二度と
離さないと
泣き叫んでいた
愛していると
抱き締めていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

慟哭

応募用です。

閲覧数:211

投稿日:2016/08/11 15:40:28

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました