騒がしい蝉の音が 風薫る季節を包み込む
向日葵の丘越えて 遙々会いに来ました

白南風がひらりひらりと
古いアルバムのページ辿る
入道雲とあの青空の 鮮やかな色に心踊る

畦道ずっと行けば あの夏の日々に帰れそうな気がした
まぶたの裏では ほら 煌めいた時が蘇り流れる
今も想い出の中から笑顔見せる 夏少女


青色のアイスを二つに割って 僕に渡して
「暑さも半分こだね」なんてはにかんだ君はもう遠く

時の流れも緩やかに
日陰では今も木漏れ日揺れる
君が振り向いたように見えたのは 僕の頬撫でる夏の陽炎

いつしか蝉の音も止み 立ち尽くしたまま空を見上げていた
流れる涙と共にこのノスタルジア 夕立ちに流されて行く


歩みを止めた街で今 僕は酷く浮いたような存在で
馴染みのバス停座り もう来ない君と待ち合わせしてみる

畦道ずっと行けば あの夏の日々に帰れそうな気がしたけど
それは夢まぼろし 揺れながら遙か青空へと消えた
今も想い出の中から笑顔見せる 夏少女
そして さよならの右手振った 夏少女

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏少女

少女との想い出に浸る、ステレオタイプな夏の唄です。

http://piapro.jp/t/fNCZ
イラスト http://piapro.jp/t/2RV_ http://piapro.jp/t/Y6RU

閲覧数:354

投稿日:2012/09/11 20:16:28

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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