こんばんはー。リイトだよー
今日はね、おひるねでみたへんな夢のお話するね




今日は一人で、マスターが出してくれた小さい毛布でおひるね!
あったかくってすぐにねちゃったのは覚えてるんだ



それでね夢の中はどこも真っ白でフワフワ浮かんでる感じだった。上も下もわかんないの




キモチよくってフワフワしてたらピカーって目の前が光ってね、
まぶしかったから目をかくして、そーっと開けたらね、髪の毛の色が僕と同じでね、マフラーも同じ色のした人が立ってたの



カイトお兄ちゃんと同じくらい、おっきくてやさしい人って感じがする人だった




「はじめまして…でもないかな」


「お兄さんだぁれ?」



聴いた事がある声のお兄さん。
思い出せなくて聞いてみたら、
やさしそうに笑ってこう言った




「僕?君は僕をまだ知らないけど僕は君をよく知ってる」


「んーっと…?」



よくわかんないや…。まだって
言ったからあとでわかるのかな?




「あぁそうそう、君にあげなきゃいけない物があるんだ」



お兄さんが取り出したのは普通のノート。えっと…『種についての研究報告書』ってかいてある




「これなぁに?」


「これは君のマスターが君達に
ついて困っているときに役に立つものさ。でもマスターには、まだ見せちゃ駄目だよ」


「どうして?」



聞いたら困ったようなフシギな顔をしてお兄さんは言った



「少し酷だからさ」


「こく…?」


「そう。いいかいリイト君、それはマスターが本当に困っている時までしまっておくんだよ」


「うん、わかった」



なんだかそうしなきゃいけない気がする。素直にうなずいたら頭をなでて「いい子だね」って言ってくれたよ?




「あぁそろそろ行かなくちゃ。
またね、リイト君」


「お兄さんバイバイ。…ねぇ、
お兄さんの名前はなぁに?」


「僕の名前は………」





そこで目が覚めちゃった。でも
起きたらぼくノート持ってたの。かくしておかなくちゃ





まだよくわからないけど多分また会えるよね、お兄さん?




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

種っこの日記4

リイトが会ったお兄さんの正体は…?

書ききれなかったのでここで書きますが梅酒事件のさいにリイトが聴いた声はこの人です

報告書には何が書いてあるんでしょうね…

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/01/18 22:33:55

文字数:905文字

カテゴリ:小説

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