錆びた月 眠らない空
街の光が瞳刺す
耳から脳を犯していく
猥雑な喧騒が

口移しの吐息の香に
酔いしれる心の奥底
覗くことができるなら、さあ
今宵は仮面舞踏会

焦がれるまま 爪痕残し
乞われるまま 口付与え
仮面の心剥ぎ取って晒せ
唾棄すべき醜い欲望を
尚求めるのなら 共に堕ちよう


欠けた夢 無機質な声
煙草の煙肺犯す
胸から心狂わせていく
枯れ果てた情熱が

崩れ去った螺旋の灯に
甦る腐った安息を
灯したいと思うなら、さあ
塗り潰そう すべて黒で

望んだまま 満たされぬ恋
求めたまま 渇く幻想
綺麗な嘘で満たしても虚しい
歪められた願いの奇跡を
尚叶えるのなら 共に堕ちよう


君が囁く愛の言葉も
見え透いた偽善と知ってる
それでも
この荒れ果てた世界で得た
結ばれることなど決してない
模造品(つくりもの)の愛が手放せない


壊れるまま 傷痕遺し
溺れるまま 夢(いつわり)を視る
世界(ここ)の終末ただ見つめている
ありがとう美しい人でした
尚焦がれるほどに 君はとても

犯されていく 嗤った最期(おわり)
抗うまま 視る鉛空
真実(ほんと)の世界さえ知らないまま
偽りの愛を君に捧げた
君が生きたいなら 共に逝こうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

精神論

何かこう廃墟と言うか、寂れた雰囲気出したくて書きました。

閲覧数:136

投稿日:2009/09/26 06:11:37

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

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