水面に写る醜い化物(ワタシ)
また一寸の風に震えてる
ただ祈るだけの日々に
消えてしまう術を下さい


焼け爛れた記憶をそっと
冷たい心に閉じ込めた
無理矢理つくった宝箱
ただきつく抱き締めて



倒れた世界 壊れた太陽
今日も一輪の花が枯れた
葬ってさしあげましょう
波紋の中で深くお眠り



明るい暗闇 黒い満月
貴方は空に何を見るの?
崩れ落ちた時のなかで
私は何故生かされているの?

揺れる芳香 ひしゃげた果実
腐り墜ちた空虚な関係
瞳を閉じたら二度と開かない
雨が青みを帯びた頬に触れた



…それでも四季は
止まらず巡り、ゆく……


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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退廃的世界


触れられる距離にいることが、
無力な僕には苦しくて。

閲覧数:46

投稿日:2012/02/25 14:39:06

文字数:280文字

カテゴリ:歌詞

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