君の時折見せるその眼差しはいつも
どう足掻いても見透かせやしないみたい
惹きつけられるその黒い眼に囚われるけれど
別に悪気なんてあるわけではないんだ
あぁでもさ、たぶんあいつには敵いやしない
顔だって背だって性格だって
まずもって話しかける理由すら浮かばない
「自己嫌悪する時点で半分くらい勝負は
決まってるんじゃないかい?」
そう頭の中によぎる己の声
まずもってどうなるかは想像がついた
こんな馬鹿な頭でもわかるよ
半分くらい投げ出してしまってる
そんな自分を好きになんてなれはしなかった
別にもういっそどうなったっていいや
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