どうか千の夜紡いで

A
黒く滲んだ空の下
火薬の匂い宙をまう
こんな湿度の夜の重さじゃ
花は滲んでぼやけてしまう 

B
それでもいいの?
貴方はなんて言っただろう
隣にまだ 散らずにまだ
咲いていてくれたなら
貴方はなんて言っただろう

S
導火線に火をつけて
星を目指して駆けだして
弾けた心の音さえも
追いつけない速さで

どうか貴方のところまで
橋を繋いで導いて
気づいた心の音すらも
鳴らなくなってしまう前に

A
青く澄んだ空の下
貴方の香り包まれる
こんな温度の愛を知ったら
花は赤く染まってしまう

B
それでもいいよ?
貴方はなんて言っただろう
私がもっと 素直にもっと
咲いていられたのなら
貴方はなんて言っただろう

S
導火線に火をつけて
星を目指して駆けだして
弾けた心の音さえも
追いつけない速さで

どうか貴方のところまで
橋を繋いで導いて
気づいた心の音すらも
鳴らなくなってしまう前に


C
枯れた過去は戻らない やっとわかったんだ
内に秘めたこの種を 一瞬の空へ打ち上げよう

S
導火線に火をつけて
想いの丈を響かせて
高鳴る心の音だけは
誤魔化せない だから

どうか千の夜紡いで
放つ光を届かせて
瞬く心の熱までも
燃えつくされてしまう前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

追憶花火

syu様(https://piapro.jp/syu1116)とのコラボ作品になります。

【作品説明】
同じ読み方の言葉を共通の音にあてるのが好きで「導火線」と「どうか千(の夜)」の部分が浮かびそこからストーリーを付け足して歌詞にしました。

閲覧数:443

投稿日:2021/10/12 19:21:49

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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