無垢は無垢なりの棘を持ち

無垢だからこその牙を剥く

嗚呼、無垢な君よ

私の心を剥いて呉れるな

美しき君の眼前に

醜悪な心を曝け出す

あのおぞましさと言ったら!


君が それを否定されたいが為に

否定的な事を言うのは知っているよ

嗚呼、でもね、無垢な君

私は如何しても君を憎む事ができないで居る

つまりね、これは浅ましい事に

愛などと言う有り触れた感情に

当て嵌まらないモノなのかもしれないよ


美しき君へ

此れ以上私の心を引き摺り出すのは止めておくれ

私は私を知りたくなど無いのだから


親愛なる友より、美しき君へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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むくな

なんとなくルカを指名してみましたが、きっと誰でも歌えると思います。
無垢な、剥くな、むくな。

閲覧数:84

投稿日:2009/03/23 02:33:08

文字数:293文字

カテゴリ:歌詞

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