昼下がり。

ミ「マスター、曲作らないんですかー?」

我が家のミクさんは今日も歌の仕事がなく、いつも通りだらだらと過ごしている。

マ「作ってるよ」

僕がそう答えると、ミクさんは

ミ「えー、それ7月の終わりからじゃないですかぁ」

とぼやく。いいじゃあないか別に。

マ「あのね、一曲オケ仕上げるのにも時間かかるんですよミクさん」
ミ「分かってますよー…分かってますけどー…」

相も変わらずぼやくミクさん。すいません、編曲能力が低くて…

ゆ「ミクちゃんはまだマシですよ。私なんて歌わせてすらもらっていませんから」

かなり優しい声で罵ってくる我が家のゆかりさん。やめて。メンタル崩れちゃう。

マ「それを言われるとなんとも…」

そして反論できない僕。

ゆ「次は歌わせてくださいね。ボーカロイドのほうも購入してくださったんですから」
マ「すいませんゆかりさん。…善処します」

そして今日もそこまで作業が進まないまま一日を終えるのだった。

ミ「マスター!早く曲作ってくださーい!」
マ「わかった、わかりましたから…」
ゆ「無理なさらないでくださいね」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ある日の刻馬家

暇つぶしに書いて見た結果がこれだよ!
どす黒いの書くって言ってたのに!
なんでこうなった。どうしてこうなった…

閲覧数:143

投稿日:2012/08/14 22:07:02

文字数:482文字

カテゴリ:小説

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