「第二宇宙速度」 feat.初音ミク

夢を描く あの光跡
見上げてばかりの過去を捨てて 
未知の世界へ
今、連れ出して

散らばった部屋の隅 書きかけの落書き
ただ遠くに狙い定め 何度も飛ばした旋律
絶え間なく現る 彗星を横目に
何度願えど足りず いまだ周回軌道

星をたどった春 止まって欲しい夏
届けと願う秋 変わりたかった冬
足るを知らぬ心 ただ空だけ見つめ
奏でる 千光年先まで
突き進む音楽 

夢を描き飛んでいった
未完成のままの機体
重力圏振り切って
速く 遠く
何度挑み 追いつけない
第二宇宙速度を目指して
もう二度と戻れない
最後の歌
居心地の良いだけの世界を
大げさな速度出して
離れゆく僕の視界に響く
君の声を道標にして


並んでいたはずなのに
いつしか差をつけられ
今周囲に残るのは
屍とただのガラクタ
憧れだけが渦巻く心に
そっと寄り添う誰かが
欲しくなる午前二時

何かになりたくて でも何かすらなれず  
また上滑りしては同じ場所に
「きっかけがあれば」なんて
もう聞き飽きたの
ねえ、誰かこの歌を聴いておくれよ!

理想描き飛んでいった
未完成のままの機体
現実の狭間に 押しつぶされ 
何度目かの正直だろう?
第二宇宙速度を目指して
まだ諦めきれてない最高の歌

人知れずに無情にも墜ちた旋律
潜っては拾い集め
何度倒れては もがき続けた先
約束の場所有ると信じて

夢を描き飛んでいった 未完成の機体
闇夜を切り裂く光跡 空を照らす

夢を描き飛んでいった 
未完成のままの機体
ずっといたこの星に
別れを告げ
今度こそは 追いつきたい
第二宇宙速度を超えたら
きっと僕は言うだろう
「やっと始まった」と
知らないことばかりの世界へ
大げさな速度で向かう
クソみたいだけど愛おしい過去に
バイバイ
これが幕開けの歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

第二宇宙速度 feat.初音ミク/ぜろろく

ボカコレ2025冬TOP100ランキング参加作品です。

自由に歌っていただいて構いません!!

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投稿日:2025/02/22 00:42:34

文字数:778文字

カテゴリ:歌詞

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