王子が森で出会ったのは
王子によく似た可愛い少女
二人は一目で惹かれあい
その運命は交わった
「初めまして、王子さま。
私を迎えにきたんでしょう?」
少女は姫に憧れていた
王子は優しく約束する
「それなら僕と結婚しよう。
いつか迎えにくるからね」
それは優しい序幕(プロローグ)
何も知らない子どもたち
記憶の中の彼だけの姫
王子が城で出会ったのは
いつか出会った美しい少女
けれども少女はドレスを着て
冷たく笑いお辞儀する
「初めまして、お兄さま。
私はあなたの妹よ」
少女の傍に寄り添う男
男は優しく笑っていた
笑顔の影で少女に告げる
「あの少年を憎みなさい」
それは冷たい対話(ダイアログ)
力を得ようと憎みあう
信じた夢は儚く消える
王子が夢で出会ったのは
とても優しい彼の妹
真昼の少女は冷たい美姫
王子を憎み貶める
女が彼に囁いた
「死にたくなくば、憎みなさい」
策略の陰、二人は踊る
語り合いながら憎み合い
仲睦まじくナイフをあわす
「玉座につくのは、このぼくだ(このわたし)!」
それは悲しい独白(モノローグ)
玉座で笑う女王の
その微笑みは氷の仮面
王子が傍に寄り添うのは
たった一人の愛しい少女
勝利者は少女 王子など
見向きもせずにただ笑う
与えられた「さよなら」は
彼の額へ鉛のキス
血にまみれた孤独な女王
懺悔の言葉を繰り返す
王子は笑い、背中に触れる
「憎んじゃいないよ、僕の姫」
それは静かな終幕(エピローグ)
舞台の上に残された
血塗れた玉座と亡骸と
それに寄り添うただの亡霊
金の国の戯曲 第二幕 憐れな王子に慈愛の接吻を
古宇田さんにタイトルをつけて‥‥いただいたのですが、少々変えさせていただきました。
すみません!でもありがとうございます!
語感の重視で「接吻」はキスと読んでください。
第二幕、というのはこのお話の前に違うお話があるからです。
まだないのですが‥‥。
とりあえず草稿だけでもあげた方がいいかな‥‥。
時間の流れとしてこちらが後の話になるのであえて二幕にしてみました。
お話
**
ある国の王子さまが狩りか何かで田舎に出かけた時、とても可愛い女の子に出会います。
王子さまはその女の子と初めて会ったような気がせず、運命の人だと思いました。
女の子もお姫さまに憧れていて、二人は結婚の約束までしました。
けれど二人が再会したのは、王子さまのお城。
ある大臣が行方知れずだった王子さまの妹を連れてきたのです。
女の子は王子さまのせいで自分が虐げられた生活を送ってきたのだと吹き込まれていました。
そこで大臣と対立するある姫が、女の子が王子さまを殺すと忠告します。
そこで二人は憎み合い、お互いを陥れようと策略します。
それに勝利したのは女の子。
王子さまは銃殺されてしまいました。
けれども王子さまはやはり女の子の事が大好きで、
死んでもなお女の子の後ろで見守っているのでした。
**
そのようなお話。
カタカナ読みを多用するとダサくなるので(私の場合)
減らしてみました。
あれくらいなら、大丈夫だと良いです。
結局第一幕の文章を全くいかせなかった‥‥。
物語は難しいです。
コメント2
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ご意見・ご感想
えんどーまめ子
ご意見・ご感想
>古宇田さん
コメントありがとうございます。
確かに黒幕は大臣です。
本当は大臣の話も詩にしてあげたいのですが、全く閃かないままなので依然悪役のまま放置しております‥‥。
そしてレンはなんだかんだでリン優しいそうなので
そういう感じにしてみました(笑)
鉛のキスの表現は、第一稿時点でひらめいて、
この表現さえ使えればいい!と思って書いたくらいなので
そう言っていただけると本当に嬉しいです!
この表現をメインにしたタイトル‥‥素敵ですっ!
コメントをいただけるだけでもありがたいのにタイトルまで‥‥。
おっしゃる通り少し長いようなので、古宇田さんの案を元に考えさせていただきますね。
2009/03/26 17:35:51
古宇田
ご意見・ご感想
初めまして、物語詞を求めて旅をしているつもりの古宇田というものです。
結局のところ、このお話の真の悪役は大臣ですよね…?敵意をむき出しにされて、それでも妹を愛し続ける王子様が素敵だな~と思いました。銃弾の表現が好きでした。鉛のキスって…なんて美しい表現が出来るんだ…!と感動してしまいました…。
タイトル募集中とのことで、取り敢えずは考えるだけ考えてみました。
憐れなる王子に慈愛の接吻を…
ムダに長いですねorz
先程申した通り、鉛のキスしか受けられなかった彼に…という意味で…。
ダメですね、ネタバレになりますし、中身勘違いされそうですし…
小物のつまらない独り言とでも思ってくだされば;
それでは、失礼いたします。
2009/03/24 20:15:42