僕らは一人　二人で一人　一人は一人　１＋１＝１になる
　僕らは二人　二人は二人　僕らの一人　１＋１＝２だけど
　僕らは双子　二人は双子　二人で一人　いつもいつまでも

　仲良しこよしの僕と姉　好きになるものいつも同じで
　喧嘩しては半分こ　これが僕らの決まりだったね


　「半分できないものがあったらどうしよっか？」
　半分こしたチョコレートなめて　君は困った顔　
　僕らは一人　「なかよくわけあえばいいじゃない？」
　僕は笑っていったけど　君は悲しげな瞳で微笑んだ

　仲良しこよしの僕と姉　いきなり消えた僕の姉
　ちょっと驚いたんだけど　僕らはそれでも二人だった

　「まさか死ぬとは思わなかったわ」
　ふわふわぽわぽわ飛んできて　君は苦笑こぼしてた
　僕は安心して　「これからもずっと一緒にいよう」
　僕は笑っていったけど　君は悲しげな瞳で微笑んだ
　
　僕らは一人　二人で一人　一人は一人　１＋１＝１になる
　僕らは二人　二人は二人　僕らの一人　１＋１＝２だけど
　僕らは双子　二人は双子　二人で一人　これまでもこれからも

　僕には好きな人がいる　とってもかわいい女の子
　綺麗な瞳の笑顔の優しい女の子
　誰にも譲れない　僕の大切な女の子

　仲良しこよしの僕と姉　好きな子がいると告白したら
　好きなら好きと伝えなさい　それが君のアドバイス

　「好きなら好きと伝えなさい　じゃないと後悔するよ
　逢えなくなったら遅いんだからね　あなただけでも伝えなさい」
　二人で考えた告白予定日　それは僕と姉の誕生日

　「さぁ　頑張って見守ってるよ」
　君は笑ってＶサインして　僕は勇気もらったんだ
　僕は考える　「この想い伝える言葉って何かな？」
　僕は困っていたけれど　君は自分で考えろって何処かへ消えた


　それから姉は戻ってこない　名前を呼んで探したら
　周りのみんなが困った顔で　「あなたの姉は死んだのよ」
　それでも僕らは一緒だったんだ　いつも僕と姉は二人で一人

　仲良しこよしの僕と姉　隠し事なんてしなかったのに
　君の唯一の隠し事　僕は見つけてしまったんだ


　君の机の引き出しの　一番奥の奥の奥
　僕の好きなあの子の写真　その横に付け足された君の写真
　知ったんだ真実を　　思い出したんだあの言葉

　「好きなら好きと伝えなさい　じゃないと後悔するよ
　逢えなくなったら遅いんだからね　あなただけでも伝えなさい」
　今日が僕の告白記念日　君はきっとわかってたんだね

　走り出す　走り出す　走り出す　走り出す　走り出す
　姉のお墓のある墓地通り過ぎて
　二人で通った学校通り過ぎて
　二人で遊んだ公園通り過ぎて
　二人で建てた告白計画実行するため
　二人の想いを大好きなあの子に伝えるため
　走り出す　走り出す　走り出す　走り出す　走り出す

　僕らは一人　二人で一人　一人は一人　１＋１＝１になる
　僕らは二人　二人は二人　僕らの一人　１＋１＝２だけど
　僕らは双子　二人は双子　二人で一人　この想い伝えたい

　大きな桜の木の下で　あの子は一人で待っていた
　綺麗な瞳で笑顔を向ける愛しい人
　誰にも譲れない　僕と姉の愛しい人

　「さぁ　頑張って見守ってるよ」　
　君の分まで想いの全て　僕は君に伝えるんだ
　僕に勇気を　この想い伝える言葉はありのまま
　僕らは二人　二人で一人　１＋１の無限大の愛を捧げるよ

　


　 大きな桜の木の下で　あの子は全てを知ってたような
　綺麗な瞳と優しい笑顔で頷いた
　誰にもわからない　僕と姉の恋愛事情


　僕らは一人　二人で一人　一人は一人　１＋１＝１になる
　僕らは二人　二人は二人　僕らの一人　１＋１＝２だけど
　僕らは双子　二人は双子　二人で一人　世界の全て共有するんだ


　遠くに微笑む君を見つけた　近くに行こうと駆けだしたけど
　君は静かに消えて逝った・・・

　仲良しこよしの僕と姉　「頑張ったよ」ってＶサイン
　青の空の遥から　君のピースサイン見えた気がした



　見てたんだよ　あなたたち２人　仲良しこよしで羨ましくて
　ほっとけなくて　一緒にいたくて　とっても嬉しくて
　３人一緒　１＋１＋１で　これからもきっとずっともっと一緒

　
　僕らはいつも　３人一緒　みんなで一つ　無限の愛を共有するんだ