今日も街ですれ違った
何故かうつむき加減の君
空に穴が開いたなら
鳥たちはこの世界に飽きて
新しい世界へと飛んでくかな
必死に追い着こうとする人々
機械でもがいて
そんなことしないで
眺めてた方が楽しそうなのに
耳鳴りの止まない夜
君のあの顔がふと浮かんだ
回り道をいつもしてるみたい
こんなに傍にいたのに
気が付いたら見えない道に居る
君はあの時何を考えていたの?
私に触れられたら全てを忘れちゃえないかな
古い傷跡はそこへ捨てて
新しい時間の記憶を脳味噌に加えようよ
雨が私の体を包む 弾く音と共に
体温は現在進行形で少しずつ減少
どうして どうして
君への近付き方が分からない
もっと もっと
君の姿体に焼き付けたいのに
雷の音が響いた 騒がしく肌寒く
耳鳴りと共にぞわぞわって
止まり方を忘れた回転木馬
一緒に乗って暴走しよう
そしたら心の闇が遠心力で吹っ飛ぶさ
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