眠れぬ獅子、目覚める羽根
ムラサキの微笑は闇にさざめく空の狭間に消ゆ。

涙の装飾、足音を吸う靴の密やかな睦
…太陽の独り言。

くるま、クルマ。
足と指の絡みつく感触、ほら、見上げた空はまるでmarionetteの吐息に覆われて…

ねえ、光の雨をイヤリングに変えてちょうだい。

全ては無意味な羅列に過ぎないって知ってる?

ライラックの咲く夜の物語はまだ、泣いていない。

悪魔の絶対領域。



全ては無意味な羅列なのです。

回る階段、廻る回廊
marionetteは今宵も客を待っています。

開いた本、示された路に落とされた水のように涼やかな機械音
つま先に感じたのは雨か霞。

無意味だとお話ししたでしょう、意味を求める意味の無い、大空。

ムラサキは昨日も笑いました。

羽根のように筆を走らせて、さあ、waltzとrondoならあなたは舞うのかしら。

だから言ったでしょう、意味を求めて得た答えはいつでも裏切りを画策していたの。

朝にリラが咲いたら、お茶会を開きます。

天使の戯言。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

白い黒

はじめましてです。

不思議で妙な詩を書きたくてこうなりました。
歌わせるのには不向きかとも思いましたが変わった曲調ならあるいは、なんて考えて投稿してみました。

メロディ付けてくださる方募集です。

閲覧数:78

投稿日:2008/02/28 11:17:36

文字数:455文字

カテゴリ:その他

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