「好きなんだ。」






夕日がレンをさらに美しく照らす。


時が止まったような感覚に陥った。
でも前にあったような、レンがミクと一緒に帰ると言ったときのような気持ちの悪い感覚ではない。

心地の良い感覚。


ずっと待っていた、あなたからのその言葉。
思わず涙が出た。


「ぁ・・・あたしもなの。」


「え?」

私が言ったとたんレンが驚いたように目を丸くする。
でもそんなの私には涙で見えなかった。
嬉しそうにしている愛しい人の笑顔も。

「私もレンが・・・好きなのっ」


何年も思っていたレンへの気持ちをレンへと告げた。
その瞬間、レンに抱き寄せられた。



あぁ。
こんな事、何年も待ってたんだ。




と、不意に今まで訊こうと思ってた疑問を思い出す。

「そうだ!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

片思い

閲覧数:301

投稿日:2010/06/10 16:17:46

文字数:348文字

カテゴリ:小説

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  • lunar

    lunar

    ご意見・ご感想

    こんばんは。始めまして。lunarと言う者です。

    タイトルで気になって読んでいき、すっかり嵌ってしまい一気に読ませて頂きました。
    リンとレンがくっ付いて良かったです。レンリン良いですよね、レンリン。私の書いている小説では書けてないけど・・・。何時か書けると良いなぁ・・・(願望

    これから二人がどんな風に道を歩むのか、楽しみです。続きを楽しみにしていますね。
    それでは、失礼しました。

    2010/06/11 21:53:57

    • 夢希羅@おやすみ中

      夢希羅@おやすみ中

      はじめまして!

      はまってもらえるような文章になっていたか
      とても心配だったのでコメント嬉しかったです。
      レンリン私も好きです!

      また近いうちにlunarさんの小説に遊びに行きますね^^

      2010/06/12 09:54:21

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