スロープ
     詩:赤りんご@

「どうせまた、どうせまた」
あきらめて坂から転げ落とす
まだやりたい事はあるのに
これでどう?やっぱりダメ
残虐に逆らえないまま

どうして星は光ってるの
どうしてあたしを照らさないの
不器用で何もできないけど
それでも走って、走って行きたいのに


走ったその先がどんな急な階段でも
走る事をやめないから、まだ
何もできてなんかいない
何もやってなんかいない
もっともらしい理屈をつけて
歩きを止める


「退屈しのぎならあたしを使えばいい」
手を差し伸べても叩かれる
まだやれてない事はいっぱいあるのに
これでいい?まだ足りない
虐殺を乗り切れないまま

弱さと理想が比例してない
まだ曖昧な数字を書き表す
不器用で何もできないから
涙をためながら走って行きたいのに



理想を粉々にして
痛みを感じてしまって
目を伏せて何もやらないまま閉じこもって
「あたしは弱虫だ」
勝手に決められるなら
そのくらいの覚悟があるなら

走れ

走った誰よりも追い越して走った
その先の利益も強さも何もいらないから、まだ
何もできてなんかいない
何もやってなんかいない
もっともらしい理屈決め付けを弾いて
自分を走らせるんだ

何もできないあたし一人じゃ
やれない事を溜め込んでいたけど
今ならできそうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

スロープ

閲覧数:21

投稿日:2011/11/06 07:17:10

文字数:567文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました