「 シーラカンスの見た夢 」


微かな淡い光の差し込む海の底 
時が経つのも知らなかったんだ
となりのアンモナイト
いつしか砂に紛れていて
一緒に泳いだ記憶さえも
1億5千年前の話
期待さえも
抱けない冷たい海の底
それでも優しさだけは
変わらないまま 今日まで生きてきた

世間の移り変わりの速さを
深海クラゲの光る様に
感じたことは無かったとは言えない
それでも美しいものを
美しいと感じる心だけは
1億5千年前から知ってる
変わる事の
大事さを知ってはいた
それでも変わらなかったのは
自分を信じて 今日まで生きた証


孤独に感じた事は数えきれない
星が生まれ星が消え
そんな常識さえも知らずに海の底
LEDもブラックライトも知らないまま
大切なものを自分なりに護ってきた
期待さえも
抱けない冷たい海の底
それでも優しさだけは
変わらないまま 今日まで生きてきた

変わる事の
大事さを知ってはいた
それでも変わらなかったのは
自分を信じて 今日まで生きた証

かけがえのない 生きる海
自分は所詮 生かされている身
それでも生きているのは
ただひとつの愛を手に入れる 為に
泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 永久に 
泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 永久に
泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 泳ぐ 永久に・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

シーラカンスの夢

オリジナルでう。

閲覧数:137

投稿日:2012/03/09 00:26:51

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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