飛び散った赤を腕でかき集めた

散り去った想いを胸に隠していた

君の孤独を知りたくて

思いの動くまま共に生きてく


愛する思い胸を突き刺すまで

この黒蓮の浮き沈むままで

君の記憶が冷たかった


蝋人形のような君は動かずに

僕の気持ちが届くまで


あと幾億の硝子の欠片が僕の喉を突き刺して声さえも出さず泣いてる(出せず)戦う

果実は闇の中に潜り去り逝く


君に墜ちる、肌を重ねた

ライセンス

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赤い蝶の園

藍を哀に覆い被せてく君と肌を重ねている


夏風が
淡やかな


乳白色に煌めきを放つ


僕の中の入道雲の迷いを

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投稿日:2013/02/28 18:53:21

文字数:199文字

カテゴリ:その他

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