変わらない道を歩いてた
夜空の星を頼りに
変わらない景色 浮かんでた
いつの間にか
光る糸に導かれ
覗き込んだ その先は
目を閉じても流れ込む
星の始まり
光の渦に呑み込まれ
灯の中に溶けていった
今でも焼き付いた 瑠璃色の
街路灯
懐かしい夜に
生まれた二人の心は
ずっと ただ 彷徨っていた
懐かしい道を歩いていた
眩しい灯の中で
十年前程ではないけど
ただ 似ていた
夜に映える 街路灯
ガラス越しの 照明が
誰かが居たような気に
させてくるんだ
光の渦に呑み込まれ
記憶の中に溶けていった
あの時の声が
聞こえてくる気がした
まだ二人しか
知らない眩しい世界が
いつまでも続いてた
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