『夏、踊れ』

1A  
家族も友もご近所さんも 赤の他人も 皆(みな)ついてきな
あれま 貧乏神 
憑いてきたがまあいいだろう

1A’
涼しい顔した神社が今宵は熱い舞台に
あれは化け猫かニャ? 
気合い入れて一番乗りか

1B 
焼ける空 鳴く烏 宴が近づく 
何を躊躇うのか? 
けして後悔させないから 君も

1S 
どいつもこいつも入り乱れて踊れ 
人か獣か妖かどうでもいいじゃないか
声が枯れるまで歌え 夢か現か曖昧になるまで
さあ踊れ 舞い踊れ


2A 
星が起きて蝉が寝ても 帰る気はない まだこれからさ
鬼が金棒振り 「そうだそうだ!」 囃し立てる

2A’
酔っている七福神 西瓜色の顔をして
次の酒を注ぐ 
待って それは河童の皿だ

2B 
舞う体 響く歌 宴は終わらぬ 
幕は下ろすものか 
これが第二章の始まり 行くぞ

2S 
どいつもこいつも入り乱れて踊れ 
人か獣か妖かどうでもいいじゃないか
声が枯れるまで歌え 夢か現か曖昧になるまで

C 
鼻緒 ぷつりと切れた下駄 
そんなものさっさと脱ぎ捨てたら 裸足で

S 
腹の底から歌え 夢か現か曖昧になるまで

狂喜乱舞で踊り狂え 人か獣か妖かどうでもいいじゃないか
声が枯れるまで歌え 夢か現か曖昧になるまで
縦横無尽踊り狂え 人か獣か妖かどうでもいいじゃないか
声が出なくても歌え 夢か現か曖昧になるまで
日本全国踊り狂え 人か獣か妖かどうでもいいじゃないか
命を燃やして歌え 夢か現か曖昧になるまで

~かな~  ※()で1音

1A  
かぞくもともも ごきんじょさんも あかのたにんも みなついてきな
あれま びんぼうがみ 
ついて きたが まあいいだ(ろう)

1A’
すず(しい)かお したじんじゃが こよいはあついぶたいに
あれは ばけねこかにゃ? 
きあい いれて いちばんのりか

1B 
やけるそら なくからす うたげがちかづく 
なにを ためらうのか? 
けして こうかいさせないから きみも

1S 
どいつもこいつもいりみだれておどれ ひとかけものかあやかしかどうでもいいじゃないか
こえがかれるまでうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで
さあおどれ まいおどれ


2A 
ほしがおきて せみがねても かえるきはない まだこれからさ
おにが かなぼうふり 「そうだそうだ!」 はやしたてる

2A’
よっている しちふくじん すいかいろのかおをして
つぎの さけをそそぐ 
まって それは かっぱのさらだ

2B 
まうからだ ひびくうた うたげはおわらぬ 
まくは おろすものか 
これが だいにしょうのはじまり いくぞ

2S 
どいつもこいつもいりみだれておどれ ひとかけものかあやかしかどうでもいいじゃないか
こえがかれるまでうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで

C 
はなお ぷつりと きれたげた 
そんなもの さっさとぬぎすてたら はだしで

S 
はらのそこからうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで

きょうきらんぶでおどりくるえ ひとかけものかあやかしかどうでもいいじゃないか
こえがかれるまでうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで
じゅうおうむじんおどりくるえ ひとかけものかあやかしかどうでもいいじゃないか
こえがでなくてもうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで
にほんぜんこくおどりくるえ ひとかけものかあやかしかどうでもいいじゃないか
いのちをもやしてうたえ ゆめかうつつかあいまいになるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「夏、踊れ」

daidarobot さんの『【歌詞募集】夏、ズンドコ(仮)』に書いた歌詞です。
日本の夏祭りがテーマです。

https://piapro.jp/t/q41A

閲覧数:39

投稿日:2024/07/29 13:16:19

文字数:1,475文字

カテゴリ:歌詞

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