リナリア 叶えたい夢がありました
リナリア 叶わない夢がありました

思えば思うほど君は強く
離れたくないとこぼした涙

共に歩もうというも優しさ
共に生きてはいけないと涙

雨降る夜に
僕待つ君に
そらした瞳
頬伝う涙

他はいらない
全ていらない
傍にいて欲しい
静かに涙

二人で笑えれば幸せでした
二人でいるだけで幸せでした
時代を違(たが)えれば結ばれますか?
芽生えたこの思い報われますか


災いもたらす悪の使いと
追われるたびに溢れ出す涙

独りきりでいいと隠れるように
誰にも見られず流した涙

狂えるほどに
悩める僕に
差し伸べられた
温もりに涙

愛はいらない
愛して欲しい
迷える心
零れた涙

優しく握る手に 罪はありますか
優しい微笑みに 罪はありますか
愛しく思うほど 傷つけてしまう
愛しく思うから 手を離しました


飲めば終わると
愛を消し去る
禁忌の薬
飲ませて涙


彷徨う思い...

壊れた心...

儚く消えた...

戻らぬ君に
止まらない涙

リナリア 笑えれば幸せでした
リナリア 思うだけで幸せでした
リナリア 届けたい愛がありました
リナリア 届かない愛がありました

リナリア 笑えれば幸せでした
リナリア 思うほどに幸せでした
リナリア 叶えたい夢がありました
リナリア 叶わない夢がありました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

リナリア

ただ草花を愛する彼は魔術を使う悪の使いと迫害を受けました。
魔術で人を傷つけることも無くただ草花を愛でるのが好きだった。

何度も何度も彼は命を奪われそうになった。
そして逃げ延びた先のとある山村で彼女に出会い優しさに触れた。

幸せだった。
互いに愛し合えた。
でも徐々に彼を追う手は迫り・・・

彼女は共に逃げようといった。離れたくないといった。
彼は彼女を愛するがゆえに自分から遠ざけようとした。

それでも彼女は諦めることを拒んだ。
彼は彼女を思うがゆえに魔術をひも解き、禁忌の薬で彼女の愛を消そうとした

そして彼女は愛を失った。同時に生きる意味を見失った。
彼女はただ悲しみの原因もわからず儚く消えた。

彼はただひたすらに嘆いた。
多くを望まなかったはずなのに何も手に入れることはできなかった。
ただ彼女を思うだけで幸せだった。
それすらも叶わなかった。許されなかったというのだろうか。

閲覧数:71

投稿日:2018/10/01 23:23:23

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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