放課後のチャイムが鳴ったら
じゃあねバイバイまた明日

もう少しお喋りしていたいな
僕は呟く小さな声で
駄目だよとお別れの時間だよと
君は微笑み席を立つ

開いた窓、吹く風に
靡いた赤いマフラー
響いた音、君の声
想いを包み込んで

鐘がシャンシャンと弾けても、
この時は続いていくのだろう?
なんて吐いた、僕の頬を
青いマフラーは包んだ

鐘がシャンシャンと弾けたら、
また明日が迎えに来るのだろう?
なんて笑った、君の顔が
眩しくて目を閉じた

教室のカーテンに包まって
あのね、見て見てドラキュラなんて
冗談めかし、辿ったあの日々は
ずっと消えない宝物

悩んでた、悲しかった
孤独に呟いた
笑おうよ、楽しもうよ
必死に叫んだ

この風に舞って散るのなら、
何の為に生まれたのだろう?
なんて吐いた、僕の側で
カーテンが翻った

この風に舞って散らなきゃね、
何の為に生まれたのだろう?
なんて笑った、君の声が
優しくて涙が出た

僕らこうやって
悩んだり茶化したりで
回り道もあるけど
素敵な明日が見たい

鐘がシャンシャンと弾けたのなら
また明日に続いていくのだろう
なんて笑う僕の声を
いつの日か届けたいな

あの風に舞って散るのなら
何の為に生まれたのだろう
なんて吐いた誰かのこと
救えるような、素敵な未来へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

じゃあねバイバイまた明日

ざわわ氏の優しく少し切ないようなメロディにつける歌詞の一案として書かれたものです。

中学三年生の親友同士、各々異なる優しさを持つ女の子二人のお話。二月という卒業の間際、チャイムの響く教室に風が吹き抜けマフラーが靡く。過去から未来へと向かってカーテンは翻る。卒業後、彼女たちはおそらく別々の道を歩むことになるのでしょう。彼女たちの想いと掛け合い。

そんな情景を思い描きながら書きました。という訳で以下言い訳。女の子の一人称が僕でも別に構わないんじゃないか思った。あとシャンシャン。

読み:開いた窓→あいたまど、響いた音→ひびいたね、包んだ→つつんだ、包まって→くるまって

参照:https://piapro.jp/t/z9Ff

閲覧数:318

投稿日:2018/11/04 10:47:41

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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