風が運んでいく甘い香り
近くには林檎畑
収穫を待ち望む少女が一人
空を見ている
風に揺れながら赤く染まる
遠くには沈む夕日
収穫を待ち望む少女が一人
永久を見ている
重力に関係無く冷たい地面に
私は落ちていく
「もう少し、此処に居たかった…」
そう呟いても変わらないのに
落ちてしまったら価値が無いと
また、捨てていくのね
この悲しみを知らないで
残された私は誰の温もりを頼ればいいの?
あの温もりに触れることさえ出来ずに
唯、貴方を見ているの
禁断の果実は誰の唇を奪っていくの?
少女は上手く笑うことさえ出来ずに
唯、世界を見ているの
存在すら希薄な少女
「どうか、私を忘れないで…」
時が流れていき巡る季節
未来に私は居ない
収穫を待ち詫びた少女が一人
夢を見ている
風に流されていく甘い誘惑
彼方には貴方が見える
収穫を待ち詫びた少女が一人
夢に溺れて
重力に関係無く冷たい地面に
私は堕ちていく
「もう少し、此処に居たかった…」
そう囁いても変わらないのに
私の未来 踏み潰して
貴方は笑うのよね?
抱いた憎しみを知って
残された私は誰の言葉を信じればいいの?
あの優しさに触れることさえ叶わず
唯、貴方を見ているの
禁断の果実は誰の命を奪って逝くの?
あの哀しみに触れることは出来ても
いつも、虚無を見ているだけ
熟した果実 甘い匂い
「どうか、この林檎を食べて…」
<間奏>
残された私は誰の温もりを頼ればいいの?
あの温もりに触れることさえ出来ずに
唯、貴方を見ているの
禁断の果実は誰の唇を奪っていくの?
少女は上手く笑うことさえ出来ずに
唯、世界を見ているの
存在すら希薄な少女
「どうか、私を忘れないで…」
残された私は誰の言葉を信じればいいの?
あの優しさに触れることさえ叶わず
唯、貴方を見ているの
禁断の果実は誰の命を奪って逝くの?
あの哀しみに触れることは出来ても
いつも、虚無を見ているだけ
熟した果実 甘い匂い
「どうか、この林檎を食べて…」
憎しみが詰まった毒林檎と知らずに
躊躇いも無くかじる
そして、貴方は悶え苦しむの
自らの罪と罰の味を噛みしめて…
「どう、私が憎しみを込めて育てた林檎のお味は?」
「嗚呼、少し貴方には甘すぎたかしら?」
そう言って微笑む少女は
何処か遠くを見つめている
昔を慈しむように…
コメント0
関連動画0
オススメ作品
廃墟の国のアリス
-------------------------------
BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
-------------------------------
曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
今日も明るい太陽が昇る
無事に目をあけられた感謝
さあ、歩き出そう次の町へ
ただ歩いているだけなのに
冒険が繰り広げられてゆく
心躍る世界
いつか歩き疲れた時に
君の笑顔を思い出しては
一休みして立ち上がる
人には厳しすぎるといわれる...進化した地球で
普頭
寝転んでたいのさ
正しいよね感情
夜のラット
管制塔にサーキット
それに気づいた蜃気楼
でも探してる
突き抜けたいのさ
目の前の情報
影の木馬
健康に配慮...サーキットブレーカー 歌詞
さめこうもり
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想