頭上から崩れてくる 残骸を見つめながら
遠い彼の日思い出してた
足元に咲いたのは 美しい花じゃなく
結末を終え 灰になった滴

一思い握り潰したなら 瞬いて影も無くなるわ
それなのに痛みが怖くて 指先が張りつめる

ねえ もし君がここから 私を救うというのならば
どうか 空になった両手で 私ごと潰してほしいの
もう 飽きるほど眺めた 優しい景色いらないから
遥か 何処にもない「ドコカ」へ 千切り捨ててよ
気付いて 気付いて


寂しさに熱を宿して 意味を持たせたところで
何の足しになるのだろう
一人だと気付いたのは? 抜け落ちた伽藍の洞
戻ることなど 諦めてしまった

抱き締めた日々の記憶なんて 虚ろいでやがて無くなるの
それなのに心引っ掛かる いつまでも覚えていた

ねえ 何故君は愛すの?どうして私を愛してくれて
また 大きな声で呼んで 足掻くほど探してくれるの?
でも 逃げるように私は この瓦礫を駆けていくだけなの
せめて 全てが崩れる日を 待たないように
壊して 壊して


偽りを愛しく抱いたまま 散らせて
佇んだ私を見つけたら 聞いてほしい


ねえ もし君がここから 私を救うというのならば
どうか 空になった両手で 私ごと潰してほしいの
もう 飽きるほど眺めた 優しい景色いらないから
遥か 何処にもない「ドコカ」へ 千切り捨ててよ
気付いて 気付いて

届いて 届いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

(曲募集中)imitation garden

見て頂きありがとうございました!

閲覧数:203

投稿日:2010/09/11 14:18:28

文字数:598文字

カテゴリ:歌詞

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