老いゆく先に　朽ちゆく少女
何を為せば？呑み込んだ　未来

開いた扉　吹き込む風が
たったそれだけがこの身　裂く

遠く光見せ　どこへ行くの
先へ　ずっと先
苦し紛れにも編み出した解

やがて熱が死に　型になるの
脳の奥深く
遠い日蝕がすぐ近く

取り巻く日々に　諾々暮らす
堅く凍りつく思考　知る

過ぎ行く雲に　奪われ少女
回る時計の針だけ見てる

閉じない扉　近づく一歩
それが重なった先の明日

遠く思い馳せ　いつへ逃げる
前へ　ずっと前
縋りつけなくて進みだす先

三日月形に渦巻く時
有象無象混ぜ
動けないままに流される

感覚咲いた　流れる血潮
止まらないように書いた歌

A
おいゆく　さきに
くちゆく　しょおじょ
なにを　なせばのみこんだ　みらい

A
ひらいた　とびら
ふきこむ　かぜが
たあた　それだけがこのみ　さく

B
とおくひかりみせ　どこえゆくの
さきえ　ずうとさき
くるしまぎれにも　あみだした　かい

B
やがてねつがしに　かたになるの
のおの　おくふかく
とおいにいしょくが　すぐちかく

A
とりまく　ひびに
だくだく　くらす
かたく　こおりつくしこう　しる

間奏

A
すぎゆく　くもに
うばわれ　しょおじょ
まわる　とけいのはりだけ　みてる

A
とじない　とびら
ちかづく　いいぽ
それが　かさなあたさきの　あす

B
とおくおもいはせ　いつえにげる
まええ　ずうとまえ
すがりつけなくて　すすみだす　さき

B
みかづうきがたに　うずまくとき
うぞお　むぞおまぜ
うごけないままに　ながされる

A
かんかく　さいた
ながれる　ちしお
とまら　ないようにかいた　うた