だけど僕は何も辞めないままで
当たり前のことすらとうの昔に放り投げた
いつしかそれを悔やむ齢になって
取り残されるのも結構だと思ってた
持ち寄ったキャンバスに描いた絵も今は
耳鳴りの隙間で見え隠れすんだ
変わることのない 部屋の日付を
あのときに丁度閉じ込めた
朝を待ちたい これでいいかな?
いいだろうか? ideal
一片の栞を知らないままで
贈り物の本すら ある話を読み飛ばした
いつしかそれに気付く機会があって
取り残された声に姿を重ねた
君は 何かを言おうとして
君は 何かを言おうとしていた
君は 何かを言おうとして
僕は 季節を追い越した
代わり映えのない 空の日付を
あの日からずっと閉じ込めた
理想を捨てたい これでいいかな?
いいだろうか? ideal
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