白の溶けた薄闇 星の消えた夜
離れた二人を照らす

裏側の女(ひと)を呼ぶ 届かないと知ってても
同じものを見ていれば

玉のような月が鏡のように
貴女を映すよ

変わらない月は 僕らの上に
艶めいた円は 僕の姿を
貴女はきっと その下で

温もり消えた夜に昇る 水色の輪に
遠く懐かしい貴方が

冷たいはずの氷の輪なのに
心安らぐの

冴え冴えとしては 私を包み
天(そら)を冷やしては 私を癒す
貴方もきっと この下で

若く 老いて 欠けた鏡を
大地で照り返して
貴女(貴方)を見よう

変わらない月は 僕らの上に
艶めいた円は 僕の姿を
貴女はきっと その下で

冴え冴えとしては 私を包み
天(そら)を冷やしては 私を癒す
貴方もきっと この下で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月と大地を鏡にして

珍しくタイトルがないこの歌詞。どうしようか迷っているのです。
今日は満月ということで、この歌詞をアップしました。

月を鏡に見立てるというのは古典の世界でも多いですし、月が出てくるのは万国共通なところがありますよね。

実は、満月ではなくても月の全景を見ることはできるのだそうです。
月は太陽の光を反射してその反射した光を私たちは見ています。三日月などはその反射する面が少ないので、ああやって見えるのです。しかし、月が反射した光を、今度は地球が反射して月に映すこともあるのだそうです。

同じ月を見ている。ロマンあふれる発想になりました。
私にも珍しいこともあるものです、

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投稿日:2010/10/23 10:45:58

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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