雨縛りの紫陽花

雲の裂け目よりも 淡い雫
とっさに手を延ばしても届かない
今日も 光からは遠ざかる向きで
優雅に咲く紫陽花

するり抜ける 雨に微笑む
顔を伝う 一粒に嫉妬
唇に届く前に 空に放つ

一瞬を縮めて 絡みついて
蕩け落ちたい
だけど今は貴方のそば 1センチすら贅沢で
こんな理性なんて 邪魔だって
叫んでしまえば
貴方に私だけをみてと曝け出せるのに

雲の裂け目よりも 淡い雫
舞いに浮かぶ笑顔に震える
今日も 私の影を濃く照らすように
鮮やかに咲く 紫陽花

未熟な一枝 私の芯
似合ってるとそっと触れてくれた
モノクロな世界ならば
こんな 邪も…

ジャムのように
ぐしゃぐしゃなざくろをその口唇に
押し付けて染めてしまいたい
暴れだす感情線
壊れてしまう
いや ずぶ濡れで効かないブレーキ
転んだ私は貴方に伝えてしまう。きっと…

ジャムのように
ぐしゃぐしゃなざくろをその口唇に
押し付けて染めてしまいたい

もうやだ ああ

貴方のそば 1センチすら離れたくない
私だけをみてと曝け出してしまう

つかの間の上弦の下で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨縛りの紫陽花

http://piapro.jp/t/gVlZ の歌詞です。

閲覧数:336

投稿日:2011/06/21 01:53:12

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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