コントラスティッキー
　　　　　　　　　　詩：赤りんご＠

季節めぐり合う
この時の中
繰り返す時間だ
もういいよ

またここだ
まだここで
もういらない
もう今更。
冷える路地裏包むように
また雨が僕を笑うんだ

消えないものとか
冷めるものとか
嫌なものとか
暖かいものとか
全部飽きたわ
いらないものが増えていってもう大変
どうしようとか
迷いばかりで
決められない自分が嫌いで
どんなもんだと諦めては
どうしようとまた迷う

あー、どうしようじゃなくて
どうもしないことばかりだ
君が見てたものは何かな
僕はやっぱり何もできないな

すべての終着点
盛り上がる暇なんて
どうせガムは膨らんで割れて
どっちつかずでまたほらさ

怖い、憎いと
諦めていた
同じものだと判別しないで
君は君でね僕は僕でね
それであってそれでいいのに
色んなものを
壊して回って
まただめだな
なんて逃げ言葉で
本当はずっと僕は見ていた
君の泣くとこ
怖くて目を伏せて

あー、君で見えないことが
まだ明日へつなぐ事で
僕でも君に追いつけるかな
どうでもいいことなんてなかったよ

やっと分かったよ
君の気持ちとか
君と僕はきっと
相容れない