【A】
 例えばとある 『罪』を裁いた
 居合わせるのは 親子主従に
 既知と 抗えもしない『無実』
 これで すでに先は
 わかるだろう

【B】
 詳しく話すのなら 主従は
 『魯鈍』の王に 囁く左右
 『悪意』『傲慢』 侍らせ高み
 手引きする既知は 『憎悪』といった

【S】
 手を引かれ 着飾った 娘纏うのは
 狡猾と 貪婪よ 『無実』を引きずり
 炎掲げて 私怨燃え立つ
 若い娘の名は
 『虚偽』といった

【B】
 『無実』は顔をしかめ 祈った
 自分の足で 立とうともせず
 老いた母親 『後悔』は弱く
 『真実』を顧みては 泣くだけ

【S】
 ただ一人 目を背け 天を仰ぐのは
 ただそこに あるだけの 彫像『真実』
 白くきれいな 石は動かず
 哀れ『無実』の名は
 『罪』となった

【C】
 すべて 用意されてた舞台
 現実の縮図
 『正義』が不在の 審判には
 過ぎた配役の 多さが目につく
 それでも 足りないもの

【S】
 『罪』の名を 取り戻す すべはただ一つ
 数ならぬ 『無辜』一人 一人が集まれ
 『虚偽』を暴いて 『憎悪』断ち切り
 追う『悪意』『傲慢』『魯鈍』抑え
 『無辜』は『義憤』と 名前変える

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

『寓話』

久しぶり上げ第四

『アペレスの誹謗』という絵画を見て思いついた歌詞です。
確かフィレンツェのルネサンス期、メディチについて書かれている中で出てきた絵でした。
なぜその絵が出てきたのかは忘れてしまいましたが。

歌は誰でも良かったのですが、家にいるのでルカさん指定してあります。
ついでに絵画が中世なのでタグに入れていますが、絵自体は古代ローマ風の衣装を身に着けた人たちが描かれています。

閲覧数:92

投稿日:2013/09/14 16:06:09

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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