【メモリア】
a
冷たい眼で眺めたのは たわいもないニュース
なんて平和なんだ なんて煩いんだ
どこか白けた心がつぶやく
a
諦めたように言葉並べて 平気なふりしていた
今更思い出す 今更考える
あーあ どこで間違ったんだろう
b
小さな誤解と容易い気まぐれで
刺された後ろ指が痛くて
追われるように消えた僕を
一体誰が覚えてると言うんだろう
s
笑ってしまえばよかったの?
誰にも 何処にも縋れない場所で
忘れてしまえと 君が言うのなら
そうしてしまえばよかったよ
どうして 抱えて生きてしまったの
正答はいつも 傍にあったはずなのにさ
b
盾を携えた心が音立てて
崩れて僕の喉を塞いだ
「黒い羊」になった僕に
どこの誰が手を伸ばすと言うんだろう
s
殴ってしまえばよかったの?
言葉も 声も届かない世界で
生きても無駄だと 君が言うのなら
いつでも君は正しいんだよ
堪えて 黙って生きてしまったの
空論も今じゃ なんの意味も持たないんだ
s
嫌ってしまえばよかったよ
嘘つき 吐いた唾飲み込む度に
美化した記憶を 僕は歌にする
忘れてしまえばよかったよ
綺麗な とこだけ摘み取った上で
汚れたものだけ 抉って、晒して
s
笑ってしまえばよかったの?
誰にも 何処にも意味のない過去を
殺めてしまえと 君が言うのなら
そうしてしまえばよかったよ
どうして 護って生きてしまったの
追憶はいつも 残酷に僕の邪魔をする
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