『怱々アンサー』

作曲: Air
歌唱: 初音ミク
絵: DAN_ball

Key=D
BPM=189


花立つ風、飛ばした手紙を 眺める僕の指先ひとつ 動かないままで
昨日うだつ部屋 開いた帳の 触れる耳触りひとつ、ゆらり 書き起こすままで
いつも音を描いている僕の何かは欠けている
正午過ぎのテーブルと今日も何かを描いていた
あぁ、もう 「分かってんだ」 って言葉吐いた、分かんないやって嘘にした
そう描いたって言葉は 偽物の憂いだろう、忘れてんだろう?
もう笑って仕舞って僕の全部描いて仕舞えたら
きっと偽物の思い出も 「さようなら」の憂いぐらい許してくれよ

肩透かす木陰の温度を ながる君の背が一つ あの日 音も出ぬままで
心も滲む感性も うつつは夢のさびしき あの日 僕の見るままで
いつか理想を描いてても 僕の心は青く寂びて
書き残しの人生で もう、足りないを描いていた
あぁ、もう 分かってんだって言葉吐いた、嫌いなんだって事にした
そう辛いくらいの思い出もさ 無くしたくないだろう、悪くないだろう?
もう笑って仕舞った君の全部 見ないで奪って痛い!
いっそ物云わぬ花みたいに あの日から君を見なかったままで

描いたって言葉は まだ消えない
願ったって心は まだ消せない
痛い痛いの思い出では まだ言えない
悼んだって君には まだ言えない
ずっと ずっと

あぁ、もう 分かってんだってさ、
ずっと解っていたんだ君の全部、悼んでいたって「無駄でした」
そう描いていた思いも さよならの夕日も、君も愛想も
もう笑って仕舞って僕の全部描いて仕舞えたら
きっと偽物の思いでも 「さようなら」の憂いぐらい歌わせてくれよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

怱々アンサー

オリジナル曲『怱々アンサー』の歌詞です。

閲覧数:56

投稿日:2022/10/07 21:33:53

文字数:720文字

カテゴリ:歌詞

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