花を背負う君の 風がなでる黒髪
ひとつ願うだけ 望む君の瞳を

君の黒に落ちた花を すくって触れたもの
こわばる体を抱きしめて そっと口づけた

風はただ流れ行く 君の恋をおいて
時も同じだと言うならば 君は笑いますか?


眠る君の頬に 散った花は色濃く
まるで私の恋を 汚し染めるようだと

今は緑(あお)く染まる庭を 一人眺めている
泣き崩れ叫んだ君の 心を想います

時は今流れゆく 僕の恋をおいて
君も僕を置いていくから 泣くこともできない

あぁ あの花の下で 恋を貫くと決めた
あぁ あの時の二人 最後の愛を交わした


花を背負う君の 姿見つけた時
僕が贈った下駄が 土に汚れていた

もう開かない君の まぶたに頬寄せて
愛の深さに泣いて 泣いて抱きしめていた

さよなら初めての 愛を誓った人
僕は君の愛を 抱いて生きてゆきます




【補足】
KAITOに歌ってもらいたい予定。
ちなみに対になるミク用曲も作成中です。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

【KAITOに歌ってもらいたい】花風【歌詞】

KAITOとミクで対曲になればいいなと書いた歌詞。
ミク側は現在作成中です。
曲つけたいなんて奇特な方がいらっしゃったら連絡くださるとうれしいです!大歓迎です!

閲覧数:73

投稿日:2011/10/24 00:34:17

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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