答えも分からないまま 誰もいない街に立って
壊れていく何もかも 名残惜しくって
どうしようもないな全部さ 此処にいてもしょうがなくて
また泣こうとする私を 覗き込んで君は言った

日常じゃないことなんて、此処から山ほど見えるじゃないか。
君が嫌だったことなんか、今はあの小さな残骸さ。
ただ昨日を今日に移して、同じ日を繰り返して戻って。
それが嫌だったらさいっそ、僕と君を見つける旅をしよう、

ってさ

また何度目を擦っても 君が残っていたから
「また何でさ」
「僕はただ此処にいるけど」
閉じ込んでいた虚しさと 淡く映った想いが
広がっていく気がした 変わらない明日は嫌だった

幹線の合間を縫って、静かな廃都の峡を穿って。
切り抜いただけの快晴に、いつか限りなく近付くんだ。
まだ自分次第な未来へ、君が現れた今日に至って、
時が回り出したみたいだ。

今は、私の風が止まないように、ただ。

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【Lylics】Glide

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投稿日:2022/10/15 17:50:51

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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