白い明かりのついた部屋で、貴方を待っているの。

貴方と二人でずっといたいのに、
貴方はいつからか私に会いに来てくれないわね。
どうして?私が嫌いになったの?
それでも、私は貴方だけを思うわ。


朝が来て、窓を開ければまばゆい光が私の部屋を照らす。
優しい光が照らす、この世界。
貴方と二人で歩きたい。
白しか着ない私と、黒だけ着る貴方。
モノクロの私達を世界は彩る。

夜が来て、窓の外には皓皓と光輝く満月が見えるの。
私は貴方と二人で撮った思い出の写真を明るみにかざして見ているわ。
貴方と二人、手をつなぎ歩いた、
あの桜並木を私は今も鮮明に覚えているよ。


朝が来て、夜が来て、私はいつでも貴方の事ばかり。
貴方がいないと、私は生きている気がしないの。
貴方とずっとずっとずっと、一緒にいたいの。

月の無い夜空には、星が明かに見える。
この夜空を、あの夜空を、貴方も見てるのかしら?


だから、もう一度…もう一度だけ、貴方と共に過ごしたいの。

貴方と二人でずっといたいのに、
貴方はいつからか私に会いに来てくれないわね。
どうして?私が嫌いになったの?
それでも、私は貴方だけを思うわ。


ある夜明けの薄明かりの中、私は目を覚ます。
貴方との思い出を、胸に抱き締めながら。
貴方と過ごした、あの日々を歌に託すわ。

そして、私の歌は澄明な大気に吸い込まれて…、
いつか…、いつか…貴方に届くはず。


「アイニキテネ―――――」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

光の中で

光をテーマに明鏡国語辞典を片手に書きました。

KAITOver.と対になっていて、なっていません。

閲覧数:44

投稿日:2010/07/10 12:33:13

文字数:623文字

カテゴリ:歌詞

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